Yamanashi 2025 ~ A Day In The Life Of Kofu Vol.2 – 小江戸 甲府花小路、甲州夢小路、武田信玄公銅像
小江戸・甲府の記憶を歩く
甲州夢小路、甲府花小路、そして信玄公が見守る駅前散策
かつて甲府が「小江戸」と称され、城下町として人と物が行き交っていた時代。その記憶を現代に呼び起こす空間が、甲府駅周辺に点在しています。なかでも注目したいのが、甲州夢小路と甲府花小路、そして駅前に立つ武田信玄公銅像です。
甲府駅北口すぐに広がる甲州夢小路は、石畳の路地に町屋や蔵、倉庫を移築・再生した建物が軒を連ねる、城下町再現型のショッピングエリア。灯籠の柔らかな光が往時の情緒を演出し、明治初期まで200年以上にわたり時を告げていた「甲府・時の鐘」も再現されています。敷地内には、山梨産ワインや和紙、アクセサリーなどの伝統工芸品を扱うショップ、県産食材を味わえるレストランやカフェ、美術館が点在し、山梨の技と文化を五感で楽しめる空間となっています。
一方、より落ち着いた大人の雰囲気を楽しめるのが、甲府花小路です。かつて小江戸・甲府が持っていた粋とにぎわいを現代的に再解釈した街並みで、町屋風の建築や路地空間が連なり、昼と夜で表情を変えるのが魅力。飲食店を中心に構成され、地元食材を生かした料理や山梨の酒をゆっくり味わえる場所として親しまれています。観光客だけでなく、地元の人々の日常にも溶け込むこの空間は、「見る」だけでなく「過ごす」城下町の記憶を体感できる場所と言えるでしょう。
そして甲府駅南口に立つ武田信玄公銅像は、甲府市・山梨県の象徴的存在。川中島の戦いの陣中を想起させるその姿は、戦国時代の名将にふさわしい堂々たる風格を備えています。高さ3.1メートルの像は、下から見上げることで一層の迫力を感じさせます。春には両脇に桜が咲き誇り、凛と立つ信玄公との対比が美しく、定番の記念撮影スポットとして多くの人が足を止めます。
歴史を再現し、文化を伝え、今の時間を楽しませる。
甲州夢小路、甲府花小路、そして信玄公像が点在する甲府駅前は、城下町の記憶と現代の暮らしが静かに重なり合う、歩くだけで物語を感じられるエリアとなっています。






























