Mie44 Back To Japan ?

COLUMN

Mie44 Back To Japan ?

約10年ぶりになるだろうか。
Mie44がL.A.から日本へ帰ってきた。

リーマンショック前後、私たちのチームは大きな転換を余儀なくされた。住む国や地域、世の中での立ち位置、仕事の内容。あらゆる前提が揺らぎ、変化せざるを得なかった時代だった。

2025年という世界の切り替わりの年に、再び仲間たちと顔を合わせることができたことを、私は率直に幸せだと感じている。

第一号にあたるAKIOCHANから始まった活動は、時局の変化とともに、仲間が増えるにつれ、さまざまなトラブルとも向き合うことになった。一方で、KEN8のように、大きな混乱なく進化していった存在もいた。短命に終わった者は多かったが、その過程で私たちは、実に多様な世相や価値観、人間の振る舞いに触れてきた。

レイヤーが違うので忘れていたがKURITATSUやIWACHIの方が付き合いが古いのか?。

今回は、Mie44と同時期から関わってきたMANABUも同席し、結果として12時間に及ぶ、長いミーティングとなった。

そこであらためて思ったことがある。

“欲という感情は、記憶よりも強い。”

人はしばしば、欲に引きずられて関係を築き、壊す。

それでも私たちは、記憶を信じてきた。

それぞれが独自の分野で専門性を深め、独立して積み上げてきた年月。久しぶりに交わされた会話は、驚くほど昔の話ばかりだった。だが、それらは曖昧ではなかった。むしろ鮮明だった。そこに、関係の本質があるように思えた。

人間関係には、精神の成熟度が如実に現れる。結局のところ、人は言葉よりも、“精神の在り方”によって理解されている。本物は、言葉より先に空気が整っている。無理がなく、誤魔化しがなく、自然な透明さがある。

反対に、どれほど知識や肩書を並べても、その奥に拭えない違和感が残ることがある。それは能力の問題ではない。精神の重心が、まだ自己の内側に閉じているだけだ。

年月を経ても離れない関係とは、気が合うから続いているのではない。

互いが自立し、自律し、誰かの人生に寄りかかることなく、独立した存在として並び立っているから続く。

振り返れば、短い時間で去っていった人も少なくなかった。チームの特性を利用しようとした人、目的がずれていった人、迷惑をかけた事実よりも、自分が傷つかないことを優先してしまった人。

ただ、それを非難したいわけではない。善悪の話でもない。理念や信念、精神の段階が違っていた。それだけのことだったのだと思う。

人は、能力や立場で集まるのではない。精神の成熟度によって、自然と並び立つ位置が決まっていく。

欲で近づいた関係は、欲が薄れれば離れていく。

価値観で結ばれた関係は、沈黙の時間さえ共有できる。

年月を経てなお残る関係とは、何を成し遂げたかよりも、どのように在ってきたかを、静かに確かめ合える関係なのだと思う。

… to all comrades.

追伸

Mie44が着てきた3443とステンシルで入れられたT-Shirtsは、日本を旅立つ際にMANABUが作ってあげたものだ。33歳でL.A.に旅立ち44歳で帰国。そんな34歳から43歳という意味もあるのだ。3と3に挟まる44歳の歳から復活?

なんだか、2006年3月21日にリリースされたプリンスの31枚目のアルバムであり、音楽業界のメインストリームへのカムバック作 “3121”みたいだなと思った。笑

 

 

 

 

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