Penny Ford
84年にリリースした1st Album Pennye以来、9年ぶりとなる2nd Album Penny Ford!
64年にオハイオ州 シンシナティで生まれた彼女は、義理の姉にあたる80年代前半に隆盛を極めたニューヨーク・ディスコの代表レーベル・プレリュードで大ヒットを連発したSharon Reddの存在やSharon Reddの実父がKing Recordsに勤め、継父もSwing Jazzの代表的存在であるBenny Goodman BandやEarl Bostic And His Orchestraのメンバーだったり、また兄が、Kool & The Gangのマネージャーだった事で知られるプロデューサー・Gene Redd Jr.だったりなので、90年頃からSNAP!のリード・ボーカルだったことで知られていますが、The S.O.S. BandやThe Gap Band、Soul II Soul?などで活動をしていた時期もあったとかで、実は芸能歴の長い実力派である
Total Experience RecordsからColumbiaに移籍してリリースした今作は、マライア・キャリーが曲を提供しているという触れ込みがあったので、売れるかと思いきやセールス的にはあまり良くなかった
アルバムのメイン・プロデューサーはRandy Jacksonで、I’ll Be Thereやアレサ・フランクリンの72年のヒット曲Daydreamingをグラウンド・ビートでカバーしたものをシングルとしてカット
因みに、James BrownのFunky PresidentをサンプリングしたNeverthelessやSharon Reddの声をサンプリングして擬似姉妹共演にトライしているUnder Pressureなどは、個人的にもおススメしたい曲だが、バラード系も充実しているのでおススメ!
でも、彼女といったらI’ve Got The Powerっていうフレーズしか印象にない