Mary J. Blige/What’s The 411? Remix
Sean CombsがいたUptown RecordsからSean Combsが主催するBad Boy Entertainmentへの移行期とでも言うべきか、そんなタイミングである92年にデビューしたMary J. Bligeが、追い込みをかけるように、翌年93年にリリースしてきたRemix Album What’s The 411? Remix!
さすが敏腕プロデューサーSean Combsと言わんばかりの巧みな戦略で、オリジナル・アルバムのロングラン・セールスに貢献しただけでなく、此処からのシングルヒットも誕生させた注目作である今作!
曲をひと通り聞いてみると、初めのLeave A Messageは、”Buttnaked” Tim DawgがRemixを担当し、”Buttnaked” Tim Dawg、K-Ci、Martin Lawrence、 Notorious B.I.G.、 Sean “Puffy” Combsなどが参加、続く、You Don’t Have To Worryは、Sean “Puffy” Combs、Tony DofatがRemixを担当し、Craig Mackが参加、My Loveは、Teddy RileyがRemixを担当し、変わらずHeavy Dがラッピン、大ヒットしたReal Loveは、Feat. Notorious B.I.G.となり、Daddy-O & Sean “Puffy” CombsがRemixを担当、What’s The 411?は、噂になっていたK-CiとNotorious B.I.G.の客演はそのままだが、制作にはSean “Puffy” Combsは変わらないものの、相方がTony DofatからTumblin’ Diceへチェンジ!
さて中盤戦だが、大ヒットしたReminisceのRemixをJesse West, Sean “Puffy” Combsが担当、その後、”Buttnaked” Tim Dawgが制作したMary & Andreを挟み、続くSweet Thingは、Mark SparksがRemixを担当、終盤に差し掛かったところでLove No Limit、この曲はKid Capriが参加、RemixにはDaddy-O & Sean “Puffy” Combs、そんでもって終盤戦だが、大ヒットしたYou Remind MeのRemixはSean “Puffy” Combsが担当、続くChanges I’ve Been Going Throughには、後にデビューするBilly Lawrenceが参加し、RemixはTeddy Riley、最後にI Don’t Want To Do Anythingで締めってな感じだが、Kid CapriとK-Ciが客演、最近Lady Ga Gaを当てたVincent HerbertがRemixを担当ってな感じで終了
個人的には、作風が好きだったDave “Jam” HallやMark C. Rooney、Mark Moralesが数多く制作に関わっていたオリジナル・アルバムがおススメなのだが、Sean Combsや当時、夢中になっていたTeddy Rileyが参加しているということで、このアルバムもおススメしたい
因みに、このアルバムがRemixアルバムのハシりと言われている作品である為、気になる人はチェックしてみては?