DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince/Code Red
今や役者として超一流と言われるまでに成長したWill Smithのラッパーとして活躍していた頃の作品!
DJ Jazzy Jeff & Fresh Princeは、その名の通りDJであるJazzy JeffとFresh Prince a.k.a. Will Smithが組んでいたヒップ・ホップ・ユニットである
’88年頃に、ベストヒットUSAなどで流れていた「Parents Just Don’t Understand」などを聴けば分かるが、当時流行していたコメディ・ラップ特有の軽~い感じのラップが何となください訳だが、アルバム「He’s The DJ I’m The Rapper (こいつがDJ、オイラはラッパー)」は、歴史に残る名作といえよう
そんでもって、映画「インディペンデンス・デイ」、「メン・イン・ブラック」などでの成功を受け、俳優業に専念中のWill Smithだが、93年にリリースしたアルバム「Code Red」を最後に、ユニット名義での活動が終了してしまった?と言われてしまっているラッパー時代の注目作をご紹介したいと思います
90年代前半から流行りだしたGangsta RapやG-Funkの台頭により、ごキゲンんなParty Rapが受け入れられ難くなった時期の作品なだけに、彼らのAlbumの中では最も売れなかったAlbumではあるが、内容的には一番受け入れ易いと思います
特筆したいのは、No Hard Feelings/Lowell Fulsom、Tell Me If You Still Care/S.O.S. Band、Funky Worm/The Bar-Kays、Never Too Much/Luther Vandross、I Wanna Thank You/Johnny “Guitar” Watson、Mister Magic/Grover Washington Jr.、A Date In The Rain/Eddy Kendricks、Mistic Voyage/Roy Ayers、Melody For Thema/Blue Mitchell、La-Di-Da-Di/Slick Rick、It Takes To/Rob Base & DJ EZ Rock、I Can’t Live Without My Radio/LL Cool J、Think(About It)/James Brown、All Night Long/Mary Jane Girls、That’s The Way(I Like It)/KC & The Sunshine Band、Mama Said Knock You Out/LL Cool J、Superfluous/Eddie Harris、Too Dam Hot/Radioactiveなどの使用料の高い有名なサンプルソースを使用した作品が並ぶ!
今作からは、Can’t Wait To Be With You、Boom! Shake The Room、I’m Looking For The One (To Be With Me)、Twinkle Twinkle (I’m Not A Star) などがカットされた訳だが、個人的には、Teddy Rileyにハマっていた時期だったので、サビの部分でヴォコーダーが炸裂するI’m Looking For The One (To Be With Me)が最高であった!
また、Boom! Shake The Roomの12 Inchに収録されているWreckx-N-EffectのWreckx ShopをMixしたMr Lee’s Club Mixなんてフロア受けは良かったような?