DMCミックス選手権のUKチャンピオンだったCJ Mackintoshが手掛けるRemix作品の中でも、R&Bテイストが好きだった
ロンドンを拠点に活動するDJ/プロデューサー/リミキサー。
パリに生まれ、ロンドンで育つ。15歳のとき、17歳の兄とともに自前のサウンドシステムを立ち上げ、ロンドン南部のハウスパーティーでディスコ、ジャズ、ファンク、ソウル、初期のヒップホップをミックスしてプレイし始める。その後、Coldcutのジョナサン・モアが主催するクラブイベント「Flim Flam」で初のプロDJとしてのギグを獲得。
1987年、DMCミックス選手権のUKチャンピオンとなり注目を集める。さらに、ロンドンのクラブシーンで活躍していたデイヴ・ドレルに誘われ、ロックとダンスを融合させた先駆的バンド「Nasty Rox Inc.」に参加。スタイル誌で高く評価され、ツアーやトレヴァー・ホーンのプロデュースによるアルバム制作を行う。しかし、より大きな成功を収めたのは、ドレルやインディーバンドのA.R. Kane、Colourboxのメンバーと制作した一度限りのシングル「M|A|R|R|S – Pump Up The Volume」であった。同曲は1987年9月に全英チャート1位を獲得し、翌年には全米チャートにもランクイン。
1990年代に入っても数多くのメジャーアーティストのリミックスを手がけるなど精力的に活動を続け、自身のプロジェクト「Love Happy」を始動し、複数のミックスCDをリリース。さらに、当時ロンドンを代表するクラブ「Ministry Of Sound」のレジデントDJとしても活躍した。
1997年にはリン・コスグレイヴとともに「Cosmack Management」(Cosmack Management Limited)を設立し、音楽業界での活動の幅をさらに広げた。