Kanagawa 2022 ~ A Day In The Life Of Yokosuka – 世界三大記念艦「三笠」前編
東郷平八郎司令長官率いる連合艦隊の旗艦として勇猛果敢に戦い、歴史的な大勝利に貢献した日本の「三笠」、トラファルガー沖海戦において、ネルソン提督率いるイギリス艦隊の旗艦としてフランス・スペイン連合艦隊を破ったイギリスの「ヴィクトリー」及び、米英戦争において強敵にひるむことなく勇敢に戦ったアメリカの「コンスティチューション」は、自国の独立を守るための重要な海戦において勇敢に戦い歴史的な勝利を収めたことから世界の三大記念艦といわれている
明治時代以降、横須賀は軍港として栄えてきました
現在も海上自衛隊やアメリカ海軍の基地があり、運が良ければ最新鋭の海軍艦艇を見ることができます
六六艦隊計画~三笠の誕生
この計画は1896年度から1905年度にかけて戦艦六隻、装甲巡洋艦六隻を建造するというもので、これにより日本はイギリス、フランス、ロシアに次ぐ海軍大国となりました
この計画の最後に完成したのが三笠です
三笠はZ旗と呼ばれる軍旗を掲げます
この旗とともに「皇国の荒廃この一戦にあり。各員一層奮闘努力せよ。」という有名な文章を各艦に送りました
司令長官の東郷平八郎は艦隊の指揮を執るため、三笠の指揮塔に立ち続けたといわれています
指揮塔は外にむき出しになっており、敵の砲弾が集中する旗艦でのその行為は大変危険なものでした
しかし東郷は意に介さず、戦闘が終了するまで指揮塔に立ち続けました
三国干渉以降の六六艦隊計画、ロシアのバルチック艦隊との戦いで、ポーツマス講和条約への糸口となる東郷の勝利
皇国の荒廃この一戦にあり。各員一層奮闘努力せよ。
素晴らしい精神ですね
明治の歴史が見える場所~横須賀に記念艦「三笠」を見に行こう
世界三大記念艦「三笠」公式ホームページ
三笠 (戦艦) – Wikipedia