Wakayama 2015 ~ A Day In The Life Of Wakayama Vol.6 – たま駅長がお亡くなりになられたので、和歌山電鐵 貴志川線 貴志駅へ
平成15年に南海電鉄が貴志川線の廃止検討を表明したが、存続に向けた住民の要請が高まり、関係者で議論した結果、沿線自治体 が鉄道用地を買い取り、公募により決定した岡山電気軌道が和歌山電鐵を設立して運行を引き継ぐことで合意
沿線住民等による支援と観光を中心とした取組みにより活性化を図っており、平成20年度創設の地域公共交通活性化・再生法に基づ く総合事業を活用して様々な取組みを実施中
平成21年7月、地域の活性化へ著しい功績があったとして、国土交通大臣表彰を受賞
貴志駅の猫の駅長「たま」が話題を呼び、観光客が殺到
その功績から、 20年1月に「スーパー駅長」に昇進、10月に和歌山県知事から「ナイト (騎士)」の称号を授与
和歌山電鐵に初めて「ねこの駅長」が就任したのは2007年1月5日のことでした
「たま駅長」誕生のニュースは全国的に取り上げられました
その後は日本国内に留まらず海外でも大きな話題となり、2007年の経済効果、11億円!! (関西大学大学院会計研究科の宮本勝浩教授の試算)と「たま駅長」は貴志川線の存続と再生に多大な貢献をしました
2015年6月、「たまちゃん」は名誉永久駅長として、貴志駅の構内にある「たま神社」に神様として祀られ、今も貴志川線を見守ってくれています
貴志駅の駅長として跡を継ぎ「たまII世駅長」を襲名したウルトラ駅長「ニタマ」、伊太祈曽駅長を勤めるマネージャー駅長「よんたま」が、「たま駅長」の遺志を継いで今日も立派に駅長業務にいそしんでおります
ねこ駅長について
たま駅長のご冥福をお祈りいたします