My LEVI’S Suede Jacket Collection ~ Original Vintage 60’s〜70’s lot.70505-9923, etc.
Big E Suede Trucker Jacket
Small e Suede Trucker Jacket
Small e Suede Vest
歴史を調べてみました
一般的にこの形の元祖と言われているLEVI’S 557(通称3rd)は、1962~から発売されたと言われており、1966年〜1967年頃に行われた品番変更で4thにあたる着丈を長くした70505に変更されたそうですが、その頃に登場したと思われるラフアウトスウェードを使用したジャケットを紹介したい
LEVI’Sにはタグにバッファローの絵が描かれたウエスタンウエアシリーズがあるのですが、今回紹介するモデルに似た形で襟が表革のレザーになっているモデルが存在します。
ウエスタン系は好き嫌いが分かれるデザインなので、主力の商品であるウエスタンシャツや短い丈のウエスタンジャケットなどは日本ではあまりポピュラーではないのですが、ロングホーン、ショートホーンとアイコンであるバッファローの角の長さの違うタグがビンテージ好きな人には人気がありました。
そのロングホーン、ショートホーン時代にリリースされていた通称3rd型と呼ばれる形は、40年代後半あたりから存在していますので、557XXが3rdの元祖ではないことが分かっています。
ロングホーン、ショートホーン時代にリリースされていたスウェードジャケットのカラー展開は、黒とかグレー、ダークブラウン、グリーンなどがあります。
色々な説がありますが、506XX(1st)、1stを改良した507XX(2nd)の形と40年代後半あたりのロングホーン時代からウエスタンウェアでは存在していた3rd型と言われるデザインは、557XXでTrucker Jacketとなり70505で完成をむかえた訳です。
そんな改良され現代に受け継がれている3rdと呼ばれるTrucker Jacket型の完成形態である名作4thと呼ばれる70505から派生したラフアウトスウェードを用いたlot.70505-9923は、高校生時代はかなり高額でしたがロングホーン、ショートホーンの歴史を感じられるアイテムなことから個人的に好きでした。
lot.70505-9923は、BIG Eとsmall eが存在するみたいなのですが、茶色いタブのsmall eが数が少ないと教えてもらったことからSmall eのスウェードが高いと思い込んで60〜70年代にLEVI’Sが展開していたオレンジタブのSmall eを見つけた時はかなり感動してしまった(笑)
でもですね
茶色いタブのsmall eが希少なだけで、オレンジは….
というオチだった訳ですが
lot.70505-9923の縫製仕様が改良され、レザーが薄めになり着やすくなったりとアップデイトしている点がお気に入りだった時もあり、VESTも探して買ってしまいました。
私の若い頃は、70505を着ている人が圧倒的に多かったので、違うモデルを着ることが多かったが、実際に着てみると70505が一番完成されていると思う。
それにしても、3rdモデルを着ていると思っていた奴のほとんどが4thモデルだったことを思うと笑えます。