Yamagata 2022 ~ A Day In The Life Of Yamagata City – Yamadera Area Part.4
日本の北部、東北地方の日本海側に位置する山形県
その東部・山形市にある「宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)」は、山の斜面に張り付くようにお堂が点在することから、「山寺(やまでら)」と呼ばれています
周囲の豊かな自然と空中に浮かぶように建つお堂の姿が美しいと、日本はもとより、海外からも観光客が訪れる山形の人気観光スポット
立石寺(りっしゃくじ)は、山形県山形市にある天台宗の仏教寺院
山寺(やまでら)の通称で知られ、古くは「りゅうしゃくじ」と称した
詳しくは宝珠山 阿所川院 立石寺(ほうじゅさん あそかわいん りっしゃくじ)と称する
本尊は薬師如来
古来、悪縁切り寺として信仰を集めている
蔵王国定公園(第2種特別地域)に指定されていて、円仁が開山した四寺(他は中尊寺・毛越寺、瑞巌寺)を巡る「四寺廻廊」を構成しているほか、若松寺と慈恩寺を含めて巡る出羽名刹三寺まいりを構成する
最後は、奥之院(如法堂)・大佛殿から立石寺 本坊へ向けて山を下ります
仁王門は参道の中腹にある入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚単層門、総欅、素地造りで周囲の景観と一体化し山寺立石寺の象徴的な景観の1つです
木鼻には獅子、蟇股には波を模した彫刻が施され、天井は格天井、屋根は2重垂木、華美な装飾は少なく力強い意匠となっています
案内板によると「嘉永元年(1848)に再建されたけやき材の優美な門で、左右に安置された仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれ、邪心をもつ人は登ってはいけないと、睨みつけている。後方の閻魔王がこの門を通る人たちの過去のおこないを記録するという。右の岩穴に見える石塔には、亡くなった人のお骨が入っており、他の岩穴にも古い人骨が納められている。」とあります。
発願者は立石寺第65世情田和尚、仁王像(阿像・吽像)は鎌倉時代初期の名仏師運慶の13代後裔の平井源七郎が手懸けたと伝えられています
宝珠山 立石寺
山寺観光協会
山寺・宝珠山立石寺|観光スポット – やまがたへの旅
松尾芭蕉の名句で知られる山形・宝珠山立石寺