My WEBERBILT “Bruce Weber” Collection
Bruce Weber(ブルース・ウェバー)は1946年米国ペンシルベニア州グリンズバーグ生まれ、ニューヨーク大学で映画制作を学んだそうで
学生時代のモデル経験が後の優れたモデルセレクションのベースにあると言われています
プロとしては1973年に業界誌の”Men’s Wear”でファッション写真を撮ったのがデビュー作となり
ファッション雑誌には1980年1月号のヴォーグ誌英国版に初めて掲載されています
彼を有名にしたのは80年代に開始されたカルバン・クラインの一連の広告キャンペーンです
特に1982年のアンダーウェアーの広告は衝撃的でした
時代の価値観がメール・ヌードを受け入れるのには長い時間がかかりました
それには性開放、女性開放、ゲイの権利運動が社会に浸透するのを待たねばなりませんでした
80年代になりやっとロバート・メイプルソープの美意識が認識されるようになったのです
評論家のマーティン・ハリソン氏は“ウェバーはファッション写真をブルース・ウェバー写真にしたと評価しています
写真集も多数出版されており、初期の写真集は人気が非常に高く、”Bruce Weber” Twelvetree Press 1983、 “O Rio de Janeiro” Knopf NY 1985、”Bear Pond” Bulfinch 1990などはプレミアムがついています
モデル、ロケーションの巧みなチョイスとモノクローム写真で、80~90年代の時代の気分に合致した理想像を作り上げている
写真集を精力的に制作するとともにファッション写真の分野でも、世界各国のヴォーグ誌中心に大活躍
2004年には自らの洋服ブランド”WEBERBILT”を立ち上げ、写真集も自らのテーマを掘り下げた、 “All American”シリーズなどを自分の出版社であるLittle Bear Pressから刊行しています
2005年には映画公開と写真展開催を機に初来日を果たした訳ですが、その時、ファッション業界で非常にお世話になっていた師匠がBruce Weber(ブルース・ウェバー)の写真集を集めていたことから、師匠に連れられて青山で開催されていた写真展に行く事になった訳です
従兄弟はフォトプリントT-Shirtsと写真集を買いましたが、私はなぜかWEBERBILTのシャツがどうしても欲しかったので、値段も高かったことから他は諦めました
その頃は、Bruce Weberの写真展に行ったんだからフォトプリントT-Shirtsや写真集を普通は買うだろっ的なことを散々言われていたことを思い出します….(笑)