Candy Dulfer/Saxuality
Candy Dulferが、1990年にリリースした記念すべきデビュー盤
このアルバムは、彼女のサックスをメインに据え、全体的にファンク・テイストを程よく感じられる作品が多いが、映画『De Kassière』のサウンドトラックに使用されヒットした『Lily Was Here』のみメロディアスな展開をみせる
Miles Davisのカバー『So What』などは聴き応えもあり、『Lily Was Here』のDNA Remix バージョンなども収録されていて、2nd Album 『Sax-A-Go-Go』で見せた完成度には届かないが、サックス・プレーヤーのソロ・アルバムとしてはまずまずのできばえと言えるだろう!
グラミー賞のBest Contemporary Jazz Albumにノミネートされた作品である