2021前期によく履いたJohn Lobb 〜 William II & More
個人的には、いろんなモデルを履いてきましたが
John Lobbと言えば
1866年の創業から王侯貴族、世界中のVIPの注文靴をつくり続けてきた歴史と伝統と、名だたる傑作靴の数々の存在は揺らぐことのない地位を築き上げているブランドで、現在はエルメスグループの一員として最高級の革を供給されており、オーダー、既成靴ともに本格靴のトップメゾンであることは有名であるが、私が好んで履いているWilliamは、1945年、ウィリアム・ロブ氏がウィンザー公のために、アビエイターブーツ(飛行士用ブーツ)をヒントに考案したビスポークが事はじめで、これを後年、既製靴にしたのが、ダブルモンクのマスターピースにして、同氏の名が冠されたジョンロブの「ウィリアム」と言われている
元来、ダブルモンクには王侯向けゆえの品の良さと、アビエイターブーツ由来のカジュアル感の両方が備わっており、それゆえに自ずとデニムからスーツまでさまざまなスタイルに無理なく合う革靴である
Williamはアビエイター由来のミリタリー的要素と、英国カントリーのディテールが兼ね備わっている
そのような理由からWilliam、William II、William II Bootsと履いてきた訳ですが、アビエイター由来のミリタリー的要素を一番感じるのはWilliam II Bootsだと思う
その後、履いている時にズレてしまうベルトの不具合が解消されたJodhpur II Suede Boots、サイドゴアのLawry Suede Chelsea Boots、アッパーが一枚革となったジョッパースタイルのAbbott Suede Jodhpur Bootsを好んで履いていたが、Jodhpurの1発目と同様に履いているとベルトがズレて大変になる不具合にストレスを感じていた
2020年にCity II NSという幅広のコンフォートなCityが発売され、今年の初めから今回の6足を履き回してきた訳ですが、いつも革靴のメンテナンスでお世話になっている三軒茶屋のRESH.のお兄さんにお手入れをお願いする際に、Abbott Suede Jodhpur Bootsの不具合を相談して改良してもらう事に成功した
RESH.で綺麗にしてもらったJohn Lobb
やっぱり綺麗な方が断然好きになりますね!
引取りが遅れたので、別撮りになりましたが