My Vintage Wrangler Original Denim Pants Collection ~ Ver. 2020
LEVI’S 501で中学生のころは501の特徴であるシュリンク・トゥ・フィットなんて理解していなかったからみたいな話しをしましたが
高校生くらいになるとバナナボート、デラウエア、2nd-Boom、プエブロ、マービンズや地方のフラフープ、ローズボウルなんてお店が人気で
同級生なんかが、みんな501を履くようになったので、当時からあまり数がないと言われていたLeeを探すようになりました
そんなLeeの世界観を聞いているうちに、一時期、そのような仕事をするようになってしまった
と言いながら更に数が少ないWrangler Denimも探していた!
人生と共に歩んで来たWrangler 11MWZ
(注意:ピンボケが多数ですがお許し下さい)
50年代から60年代の11MWZ
50年代から60年代の33MWZ、50年代の22MWZ、60年代のカツラギ Pants
60年代のMAVERICK 44MWZ、Wrangler Prototype 11MW Reproduction By JUNKY CLASSICS
当時は何も分からなかったので、ミドルくらいの色目のW30、L32インチやW32、L32インチをジャストで履いていましたがみたいな話しをLEVI’S、 LEEでお話ししましたが
Wranglerとの出会いは2000年以降になります
今となっては特別な思い出なのですが
2000年頃から貿易の仕事をする様になり
右も左も分からなかったのですが
横浜元町からすごいコワモテの兄貴がやって来て
仕事をたくさんくれました
そんなある日、LEEの101ばかり履いていたら
お店に遊びに来いよって言われて行ったのが横浜元町JUNKY CLASSICS!
店内を見渡すと程度の良いVINTAGEが山の様にあり
更に日本のリプロダクトのブランドに別注をかけた本物顔負けなアイテムがずらりと並んでいた
それ以来、高橋さんには可愛がってもらっていた訳ですが
亡くなる寸前だったにも関わらず、私の会社が大変ということで会いに来てくれたそうです
後から聞いて分かったので遅かったのですが、最後に若いんだから頑張ってくれって言われた事を今でも忘れていません
高橋さんの肝いり企画なのか分かりませんが、わたし用にとってあったのがWrangler Prototype 11MW Reproduction By JUNKY CLASSICSでした
お店に伺うと髙橋さんがレングスを計ってくれて、裾詰めをしてくれた時に衝撃が?
なんとWranglerは、チェーンステッチじゃなくシングルステッチがオリジナルで
更に後ろ側でステッチが交差するのが流儀だそうだ!
それ以来、Wranglerに関しては、そのような仕様に裾詰めしていますが
かなり変わってんなーって思ったのが最初の感想でした
ご存じの通りWranglerは、一部のモデルを除いてサイドのアウトシームが脇割りになっていない
セルビッジデニムを使用した巻き縫いのアウトシーム、7本ベルトループ、ラウンド形状のノースクラッチリベット、ウエストバンドのラインと平行してデザインされた“ロデオ・ベン・ウォッチポケット”など、ラングラー・ジーンズのアイデンティティとして知られるディテールデザインはそうとう変わっていた
しかし
JUNKY CLASSICSの髙橋さんが熱弁するならカッコいいんだろうと、それ以来外国も含めてWranglerを探したのですが
全然ないんですよ
で、バンドマンでもあった髙橋さんに憧れて、Wrangler道を極めようと思って探し出せたのが今回のアイテムとなります
501の右織のシュリンク・トゥ・フィットとは違い、LEEの101と同じく左織だから質感違うし、サンフォライズド(生地の防縮加工)だからジャストかワンサイズくらい大きいサイズを買ったほうが良いと言われて、W32、W34、W36あたりを物色していますが11MWZは101と同様に501よりは扱いが楽でした
また
501みたいにテーパードされている感じでは無いので、ブーツには似合うのですが裾詰めをしないと裾が地面を引きずってしまう欠点があるLEEとは違い、さすがWranglerって感じです!
唯一のデザイナーDENIMブランドなだけにジャケットと同様にロデオ・ベンによる素晴らしいパターンが効いているスタイルとなります
10代後半から20代半ばまで、ほぼLEEしか履いていなかった時期もあるので101好きで501は持っていないだろうなんて言われていた時期もありましたが
髙橋さんと出会って以降はWrangler道とエディースリマンのDiorに夢中になってしまいました
私は基本的に洗う人ですが、多少は縮みますが左織でサンフォライズド(生地の防縮加工)だから生地感も分厚くないので履きやすい
しかし、歳を重ねる毎にどんどん太ってしまい、501のシュリンク・トゥ・フィットとは違うことから、あまり伸び縮みしないので履けないなんてデニムも出てきてしまい
出ていくデニム、入ってくるデニムを繰り返し約18年くらい我が家に存在している11MWZ
この先も何本か残っているだろうし、息子に引き継ぐ事もあるのでしょうが
高橋さん
受け継いでいきますよ