Disclosure / Caracal
デビュー作『Settle』は事件だったと絶賛されているイギリスの兄弟 DJ and Producer Duo
2010年代前半のイギリスが「ハウス・ミュージックの時代」だったとすれば、彼らはその象徴であり、ブームの引き金を引いた決定的な存在でもある
アンダーグラウンドなクラブ・シーンにおけるモダン・ディープ・ハウスをメジャーシーンへ昇格させたのは、Duke DumontとDisclosureと言われている
一足早く世界的なポップ・スターとなったSam Smith参加の“Latch”が全米トップ10入りして、アメリカでもブレイクを果たしてしまった
正統派の90年代ハウスを打ち鳴らすDisclosureが、今やアリーナ級の会場を埋める存在になったこと
2年ぶりの新作『Caracal』は、前作とは比べものにならない豪華絢爛なゲストの顔触れが象徴するように、より華やかで、スケールが大きくなっているが、90年代ハウスを軸とした音楽性に大きな変化はない
Sam Smithとのコラボ第二弾である“Omen”は、シングアロング系の強力なコーラスがヤバい
などがシングルカットされている
最近、2009年頃からダブステップとドラムンベースを二本柱に掲げ、UKベース音楽のコアな部分を精力的に紹介してきたUKFなどを聞いていると初期のドラムンベース風なサウンドが主流なのだが、時代が求めているのは各ジャンルの原点と言うべきかどうか分からないが、ミクスチャーな時代は過ぎ去り、自身が精通するジャンルの象徴的なサウンドを発信していくのが今後カッコ良いということだろうか?
関係ないが最近この辺もツボです