KRS-One/Return Of The Boom Bap
Boogie Down Productions名義で6枚のアルバムをリリースしていたKRS-Oneが、1993年にリリースした1st Solo Album Return Of The Boom Bap!
Boogie Down Productions時代の名盤として有名な1st Album Criminal Mindedをリリース後に、相方のDJ Scott La Rockがストリートでケンカの仲裁に入り、不運にも射殺されてしまったので、2nd Album以降は実質的にKRS-Oneのソロ・アルバムのようなものだった訳だが、イメージチェンジなのか、今作からは名義を自身に切り替え、外部のプロデューサーを起用したのが功を奏し、素晴らしい内容のアルバムとなった
基本的なスタイルは以前と変わらないので、サウンド面が格段にパワーアップした事を除けば、Boogie Down Productionsの7枚目という捉え方でいいと思われる
制作には、DJ Premier、Norty Cotto、Showbiz、Kid CapriなどHip Hop界の重鎮が参加
今作からは、Outta Here、Sound Of Da Police、Return Of The Boom Bap、Mortal Thoughtがシングルとしてかカットされている