Black Moon/Enta Da Stage
Boot Camp Clik一派のBlack Moonが、93年にリリースした1st Album Enta Da Stageは、歴史的名盤と言われており、また、Da Beatminerz (DJ Evil Dee)の名を一躍シーンにひろめる切っ掛けっかけとなった作品である!
ハードコア全盛になりつつあった’92年のNYヒップホップ・シーンでメキメキと頭角を現した、ブルックリン出身のBuckshot、Evil D、5FTの3人からなるBlack Moonは、シンプルにジャズ/ジャズ・ファンクねた使用+独特のフィルター加工+重低音のハーコー・プロダクションがマッチした作風で、出すシングルどれもがクラシック化し、今作は、Source誌に年間ベスト・アルバムとして認定された
彼らの魅力はメインMCであるBuckshotのダルなライムフロウと何と言ってもDa Beatminerzの音である
特徴のあるベース・ラインに、バランス感を無視した極端な重低音で、アンダーグラウンド臭プンプンな作風ですが、ジャズ・ファンクを基調としたネタにフィルター処理を施したロウなビートは、Da Beatminerzならではな作風でヤバい!
制作は、DJ Evil DeeとMr. Walt兄弟が核となるDa Beatminerzがおこなっている
ゲストには、Boot Camp ClikからSmif-N-Wessun、Dru Ha、Havocなどが参加
今作からは、歴史に残るに残るクラシックといわれているWho Got Da Props?、How Many Emcee’s (Must Get Dissed)、Act Like U Want It、I Got Cha Opin、Buck Em Down、Shit Iz Realなどがシングル・カットされ、カットはされていないものの人気なSmif-N-WessunとのBlack Smif-N-Wessunやアルバム未収録だがHeadz Ain’t Redee!を同時期に発表している
今聴いてもカッコいい作品の一つであるのでおススメしたい