Niigata 2021 ~ A Day In The Life Of Sado Island Vol.3 – 北沢浮遊選鉱場
佐渡金山は、近世における日本最大の金銀山であり、東洋一と謳われた金山である
開山は1601年とされ、江戸時代に最盛期を迎え、その後、明治~平成元年(1989年)の操業停止まで盛衰を繰り返しながら400年近く続いた歴史がある
相川北沢地区では、1937年(昭和12年)の日中戦争開始に伴う国策の増産体制の一環として同年から1940年(昭和15年)にかけて大規模な選鉱施設が整備され、当時としては最新の技術である浮遊選鉱を行う選鉱場のほか、シックナー(濃縮器)が建設された
月間5万トンの原鉱を処理する大選鉱場として操業され、1940年には佐渡鉱山史上最高産出量を実現した
北沢浮遊選鉱場
北沢浮遊選鉱場跡
旧佐渡鉱山大間地区 大間港跡地広場