Miyazaki 2016 ~ A Day In The Life Of Miyazaki Vol.3 – 鵜戸神宮
断崖絶壁に建ち、社と海のコントラストが鮮やか!
鵜戸神宮は、1965年に放送された川端康成がテレビ用に書き下ろした初作品 NHK朝の連続テレビ小説「たまゆら」の舞台となったことから、新婚旅行の定番スポット
本殿は洞窟の中にあり胎内にいるような神秘的な雰囲気をたたえています
山幸彦と結ばれたトヨタマヒメが出産をした宮とされ、今も安産祈願の参拝者が絶えない神社として有名
ヒメを乗せてきた亀が石となったと伝わる亀石に「運玉」を投げ入れることができれば、願いがかなうといわれています
神武天皇の父・鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)を主祭神に祀っているこの神社は、創祀の年代は不詳だそうだが、古代以来の海洋信仰の聖地と言われている
日向灘に面した断崖の中腹に建っており、数十メートルのあまり大きくない岩窟内に、朱塗りの色鮮やかな本殿があります
参拝するには、崖に沿って作られた石段を降りなければならないというとても珍しいスタイルの神社です
社伝によると、日本神話に登場する女神・豊玉姫(とよたまひめ)が主祭神・鵜葺草葺不合命を出産するための産屋をこの岩窟に建てたのが始まりと言われています
その後、古墳時代に岩窟内に社殿を建てたと伝わっています
さらに奈良時代には、桓武天皇の勅命により天台宗の僧・光喜坊快久が別当を勤め、社殿の再建や別当寺院の建立が行われたそうだ
男性は左手、女性は右手で願いを込めながら運玉を投げ、本殿前の「亀石」と呼ばれる岩の枡形に入れれば願いが叶うと言われています
ここは、奇石や太平洋を一望することができる、絶景スポットとしても有名ですが、本殿裏にあるヘゴの群落が国の天然記念物に指定されているほか、本殿や「鵜戸千畳敷奇岩」は宮崎県の指定文化財に選定されているので必見