Mie 2015 ~ A Day In The Life Of Mie Vol.3 – 熊野の鬼ケ城 附 獅子巖
2004年7月7日「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録された鬼ヶ城は、伊勢志摩から始まるリアス式海岸の南端に位置し熊野灘の荒波に削られた大小の海蝕洞が約1.2km続く凝灰岩の大岸壁です
高さ2~4mの崖は階段上になっており、数回にわたる急激な地盤の隆起のあとが見られます
波蝕洞の入口はどれも鷹のクチバシように先端が尖り、天井部分には蜂の巣状の風蝕跡が見られ床面は板のように平らかな棚となっています
中でも東口にある千畳敷は上下2段の大きな岩窟で鬼ヶ城のいちばんの見所です
古くは「鬼岩屋(おにのいわや)」と呼ばれていましたが、有馬氏が山頂に城を築いたのちに現在の名称である「鬼ヶ城」と親しまれています
熊野の鬼ケ城 附 獅子巖 – 文化遺産オンライン
世界遺産・鬼ヶ城