Shimane 2018 ~ A Day In The Life Of Shimane Vol.6 – Izumo-Taisha Shrine Part.1
神々の国、出雲
この地の象徴であるかのようにそそりたつ出雲大社
八雲山を背にした神域は森厳な空気が流れ、その中で数千年もの歴史を持ち、威容を誇る神殿が厳かに立っています
縁結びの神・福の神として名高い『出雲大社』は、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社と呼ばれていました
主祭神は大国様として馴染みの深い『大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)』で、「古事記」に記される国譲り神話には、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりといわれています
全国的には新暦の10月を「神無月(かんなづき)」と呼び、古くから八百万の神様は、一部留守神を残し毎年10月に「出雲大社」へ会議に出かけると考えられています
そのことから出雲以外では神が不在になるため「神無月(かんなづき)」と呼ばれるようになりました
そして、逆に神様が集まる「出雲大社」では、旧暦の10月を「神在月」と呼び、旧暦の10月にあたる11月中旬から12月にかけて、多くの祭典や神事が行われています
出雲大社
出雲大社 – Wikipedia