Yamagata 2022 ~ A Day In The Life Of Tobishima Island – 飛島を探索 Part.2
飛島を探索 Part.2は、ジオ探検コースをお送りします
海水浴場を抜けて、フェーリーが到着した側の反対側に向けて島を探索する事にした
溶岩が固まって出来た荒々しい景観を楽しみながら島の真横にあたる賽の河原へ到着
賽の河原に積まれた石は、崩してもいつの間にか元に戻るといわれ、その理由についても、波の作用か、人の作用かと、様々な考察がされている
ここの石を持ち出すと良くないことが起こるといわれているため、決して石を持ち帰ってはならないと繰り返し強くアナウンスされている
軽い気持ちで持ち帰ってしまった観光客が、のちに返しにくることもあるという
その先には、明神の社という積み石に囲まれた神社があった
この先を進んで行くと貝殻でできた海岸があるのだが、海縁を歩くか、森を通る道なので断念した
ここのエリアから見える「御積島(おしゃくじま)」は、島の西方約1キロにある、標高75メートルの島。洞窟の内部には、黄金に光る龍の鱗のような岩肌が見られる
島では古くから、海神である龍神の住む聖地といわれ、島民や船乗りの篤い信仰を集めてきた
この鱗状の岸壁はウミネコの糞の成分の化学変化によるものと判明したが、この島やその近辺で不思議なことが起こったという話は昔から尽きない
島には船がないと行くことができないため、原則立入禁止だ
御積島の奥の洞窟は、遠賀美(おがみ)神社の御神体である
明神社は御積島を飛島から拝むための遙拝社である
島内の遠賀美神社
扁額には龗神社とあるが、古くは、遠賀美の賀は濁らないため、そのように呼ばれていたと考えられる
龗とは日本における代表的な水の神
龍の古語であり、龍は水や雨を司る神として信仰されていた
かつて、この明神の社も女人禁制の掟が守られていた
風から守るため社の周囲は石塀で囲まれていて、独特の雰囲気が漂う
その昔、ここを訪れた女性の髪が、伸びてきた松の木の枝に絡め取られたという言い伝えもあるほど
かなり不思議だ
日本海の島 飛島 – 酒田市
飛島 (山形県) – Wikipedia
飛島 – 酒田市
飛島の見方が変わるかも?島に伝わるミステリー。